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魁龍館
魁龍のあゆみ
今をさかのぼること40年以上前、福岡県久留米市に陽気な夫婦がいました。
その陽気な男は、ある出来事から市内六つ門町に「珍宝軒」と言う名の屋台のラーメン屋をはじめる事となりました。

時は、終戦後のまだ動乱の残る頃、みんな美味しいものが食べたくて食べたくて・・・。
屋台のラーメン屋さんとはいえ、誰でも簡単にできるものではありません。 今と違い、プロパンなんて無い時代、練炭で火を確保するのが精一杯!
そして陽気な夫婦は何年もの間、試行錯誤を繰り返した末、現魁龍の味のベースを作り上げたのです。

嬉しいことに次第にお客さんも増えました。しかし出前に行くと陽気な男は行った先で大盤振る舞い!何の為に出前に行ったのかわからないこともしばしば!なんとも豪快な男なのでありました。

現魁龍の大将は、その陽気な夫婦の息子で、威勢の良さなら北九州一、いや九州一!
美味しいラーメンがあるといえば、日本中どこにでも飛んで行っちゃうほどのラーメン好き。三度の食事がインスタントラーメンでOKと言うほどなのです。

しかし、幼い頃から食べて来た久留米ラーメンが忘れられず、遂に自分で親父の味の復活を決意!平成四年、北九州市小倉北区に魁龍を創業することとなったのです。

「スープ作りは基本」と言うだけあって、オープン一週間も前から鍋に火を入れたとか・・・。
そんな当店自慢の豚の頭の骨を100%で作る白濁色のスープは、毎日減った分を継ぎ足しながら14年目を迎えようとしています。
ギトギト、ドロドロという言葉がぴったりくる。ビックリするのはスープを飲み終えた丼の底に残る、溶けた骨と骨髄。 カルシウムの補給にはいいかも!?

店のメニューはラーメンの他にも“魁パン”(中国風角煮サンド)や“餃子”などのサイドメニューが楽しめる店舗や、お客様のご要望により“替え玉”をはじめた店舗もあります。

そしてもうひとつの主役が、“魁獣みそ”。
もともと従業員のおかずに作っていた物が、ある日お客さんに「つまみは無いか?」と聞かれ、そばにあったおかずを出したのが始まり。
今では「魁獣みそ」と呼ばれ、おにぎりにつけて頂く影の主役となっています。

「頑固と呼ばれても構わない!うるさいと言われても構わない!店の中は私にとって戦場ですから」が口癖の大将。
そんな、かたくなに味を守り通そうとするスタイルに、最近ではファンができる程。

ここ数年で色々なメディアにも出てきた。お客さんも増えた。
スープが間に合わないこともしばしば起こり、店をいったん閉めて仕込みすることも…。
質を落とさないことを絶対条件に試行錯誤する今日この頃なのである。

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